その5「ギター職人に大切なもの」の巻

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    次に顔を出すと各部分は大まかに完成していて
    組み立て作業に入っていました。

    花村おじさんにやにやしながら
    「こっからが一大イベントだ!い〜〜ちばん難しいんだから・・・」
    と、ネックを片手に話してくれたよ。

    これがネック



    これを本体に取り付ける時の角度が、ギター製作で一番難しいそうです。
    上下角、左右角、二つの角度がほんの少し狂えば、
    弦高が大きくかわってしまったり、音が大きく変わってしまったり・・・。
    「全神経を集中してくっつける」と。

    もう一つ難しいと話してくれたのが、側面の部分。



    この板をぐぐ〜〜っと曲げていくんだけどね、ベニヤなんかに比べて、響きは抜群なんだけどどうしても強度が劣る一枚板。割れたりひびが入ったりしないように曲げていくのはとても難しいそうです。
    熱を加えながらゆっくりゆっくり、曲げるんだって。



    うむ。
    花村おじさん、マルチネスのスペシャルギターを
    よろしくお願いいたします。



    今日はね
    いつもいろんなことを話してくれる花村おじさんの、特に印象に残った話を一つ。
    「よいギター職人になるには、何が大切ですか?」って聞いたのです。

    こんな話をしてくれたよ。

    『一葉落ちて、秋を知る』ってわかるか!?・・・」

    大切なのは
    真夏に ひらりと落ちてくる一枚の葉っぱを見て
    お・・・秋がくるな
    と、感じられるかどうかだと。
    丸坊主になった木を見て
    もう秋だね〜・・・なんて言ってる感性では話にならない。
    一枚一枚の板で、
    一彫り一彫りで、
    自分の生み出す楽器の音がどう変わるのか
    感じられるかどうか。

    花村おじさんは よく話をする。

    「木」と話をする。
    「ギター」と話をする。
    よーく耳を傾ける・・・。


    その時間が、とても大切なんだなって思った。


    自分の『声』としっかり向き合って、よ〜く話をしよう。
    そう心に誓う、ひろきでした。




    というわけで、
    次回は、「人生と同じ!力を抜くとこが必要だろ!?」
    さてさて、どの部分のお話でしょうか。
    おったのしみに! 


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